東京都練馬区の訪問看護ステーション
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訪問させて頂くということ

先日、半身麻痺のあるお一人暮らしの利用者様が、身体の痛みが辛いから訪問の回数を減らしたいとのご希望がありました。私は痛みがあるからこそヘルパーや看護師で手伝ったり、また任せたりした方が楽になるのではないかと、回数を増やすことを提案。話は平行線になってしまいました。何度か話をする度に彼女は「全て自分でやっている」と話されました。

入浴介助のために訪問していたのですが、いつもきちんと着替え等が準備されていました。半身麻痺の身体で洗濯し干して畳んで準備すること。その時間にすぐに入れるように、食事の準備等は済ませていたこと等…私が想像する以上に時間をやりくりし、労力を使っていたのではないかと思いを馳せました。

私自身、子供が小さかった時に我が家にお友達を呼んで遊んでもらったりしましたが、迎え入れるにはなにかと準備が必要で楽しい反面、ストレスでもあったことを思い出しました。おそらく彼女も訪問のサービスで自分だけでは出来ないことをやってもらえる反面、迎え入れるストレスも大きかったのではと想像しました。実際は違うかもしれませんが、やはりご自宅に訪問させて頂くことに、もっと謙虚にならなければと改めて考えるきっかけになりました。

生活の場、プライベートな場所に訪問させて頂く仕事。人が来ること自体に気持ちの準備が必要な方も多いかと思います。大切な生活時間を看護師に割いて頂き、訪問を受け入れて下さることに改めて感謝致します。


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