今後の人生を考える場面に訪問看護として遭遇することは少なくありません。病気など何らかの問題を抱えながらご本人もご家族も考えなくてはならず、決して簡単なことではなく、ご本人が病気のことや予後のことを全て知らさせているとは限りません。医療者としてその時にどのように関わればいいのかといった話をよく聞きます。「寄り添って、並走して考える」わかっているようで良く分からないところもあります。
考えた先に何があるのかな? ご本人は? ご家族は? 結果何かをつかめているのか? 自分はよくわかっていません。
判断や選択をご本人やご家族に委ねてしまっているもの事実としてあり、「寄り添って並走して考える」とは言えないのかもしれません。
でも歩むことは止められず、時間ばかりが過ぎてしまい後悔することも少なくありません。